コーチングに求められるもの

スポーツ界のみならず、ビジネスシーンでも広く活用されるようになっているコーチング。ひとりひとりの能力を引き出すため大きな役割を担っています。それだけにコーチングする側もされる側も難しい面があります。
まず受ける側は自分から進んで学ぼうとする前向きな姿勢が求められます。自分の意思で行う場合は問題ないかもしれませんが、企業が従業員に対して義務付けて行う場合はモチベーションが不足しがち。コーチングする側はまず進んで学ぼうという意欲を引き出すことが求められます。
それからひとりひとりへの配慮。受ける人によって成果が上がりやすい場合となかなか進まないケースとがあります。受ける側はまわりを見て焦るようなことをせず、自分のペースで進めていく必要がありますし、コーチングする側はひとりひとりをよく観察し、把握したうえで最適なコーチングを行うことが不可欠となります。

前向きな姿勢と密接に関わってくるのが自分で考えること。コーチングはその人の成長や問題の解決へと導く役割がありますが、強制するものではありません。あくまでそのひと一人一人が自分で考え、自分の意思で最終的な決断を下す。そんな姿勢を引き出すことが大きな目標となります。そのためには受ける側もコーチに依存せず、まず自分で考えてみるという心がけが必要です。
そしてコミュニケーション。もっとも重要なポイントかもしれません。コーチと受ける側の意思疎通が欠けていては成果は充分に上がらないでしょう。またコーチとのコミュニケーションを通してコミュニケーション能力そのものを磨いていく効果もあります。
お互いがよく考え、積極的に向き合うことではじめてコーチングは充分な成果が得られものといえるでしょう。

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